だんなの浮気相手に会おうと思ったのは、だんなから「●●と今後一緒にやっていきたい」とハッキリ言われたことがきっかけです。
その時の記事はこちらからどうぞ♪ ⇒ 浮気相手とのデートの帰りを待つ愚かな嫁
しかも、頭が動かないように首を持たれてのです。
私は、猫か!?と思いましたよ。
目線を外せないように首を持ち、こんなにもまっすぐ言われると、もういいかぁ…って思いました。
どんな女性なのか見てみたかったのと、お任せできるような人だったらお任せして、何度も同じことを繰り返す質の悪い習性を変えてくれるのではないかという微かな望みもあったのです。
結局、浮気相手が面倒な人ではなく、まだ良識のある人だったので、自らが身を引いてくれました。
いつかのテレビ番組でもありましたが、もし、三角関係になったり、夫の不倫をやめさせる最善の方法は、”相手の女性に会うこと”と言っていました。
本当にそう思います。
でも、これも相手の女性によりけりです。
ものすごい執着心の強い、攻撃性の高い女性でしたら、逆になんとしでも奪い取ってやろうとして、さらに泥沼化するかもしれません。
私の場合、良識のある人だったことに救われました。
すでに、起きてしまったことをいくら悔いても仕方ないので、どうしたらいいのか、私はどうしたいのかを考えて暮らしていました。
だんなはというと、自分の好きなものを勝手に捨てられ、拗ねているおこちゃま状態。
家の中で全く会話をしません。目も合わせません。
返事は頷くか、首を振るかのどちらかです。
まるで拗ねた子供。でも、ご飯だけは出されたものは、しっかり食べるのです。
動物か!?普通食欲無くすよねぇ、って突っ込みたかったくらい…。
友人が心配して、時々外食に誘ってくれたのですが、様子を伝えると「あんた、どうかしてるよ」って。
本当にどうかしていると自分でも思っていました。
私がすぐに離婚しなかったのは、だんながやってしまったことは、だんな自身にキッチリ片をつけてもらい、私は私の片をつけなければ、と思っていたからです。
とうのも、こんなことになったのは、何もだんなだけのせいではありません。
最初に相談した姉に言われたように、「ちひろ、あんたにも原因があったと思うよ」
この言葉はまさに真実です。
否定できません。
当時は新しい職についたばかりで、帰りも終電間近というハードスケジュール。
仕事のストレスを発散させるかのように、夫につらく当たったり、元々温厚で常にご機嫌なので、調子にのって色々愚痴ったり、毒づいていました。
ほんと、イヤな女です。
きっと聞いてる方はたまったもんじゃありませんね。
そんな時、優しくしてくれ、未来が開けるような明るい話をされたら、そりゃグラつくでしょう。
だから、私は離婚という結論を出す前に、今までの自分の言動を改め、何も言わず、できるだけの事をして行こうという気持が固まりつつありました。
この気持は、愛というより情です。情…。
今から思うと、正気ではあの生活はできません。
同じ屋根の下に暮らしながら、全く会話がないのですから。
でも、強くなりました。一人遊びも上手になりました(笑)。
そして、この頃、タイミングが良いのか悪いのか、私の実の弟が結婚することになったのです。
果たしてだんなは結婚式に出席するのか?!
実家の両親は、私にこんなことが起きていようとは、夢にも思っていません。
つづきます。ヾ(*’-‘*)マタネー♪