年齢を聞くという習慣を捨てた理由

日本人ほど、「何歳ですか?」という質問をする国民はいないと言われています。

私自身、聞かれるのがイヤなので、私からお聞きすることはほとんどありません。

何故イヤなのかと言うと、○○歳だと結婚しててあたり前とか、子供がいてあたり前。この誰が決めたかわからないけれど、当たり前のことのように思われることに違和感を覚えるからなのです。

相手のフレーム(枠)にむりやり押し込まれたかのように窮屈さを感じてしまいます。

実際、私が海外に何度か行った際、年齢を聞かれたのはお酒を購入した時だけでした。誰一人として私自身には興味をもってくれても、年齢には興味はなかったようです。

 

こんな話もあります。知人のご夫婦は長い間カナダでお暮らしになっていました。

旦那さまがリタイアされてから、生まれ故郷の日本に戻られたのです。

カナダはスキーの本場、楽しみの1つとなっただけでなく、腕前も超一流です。大好きなスキーは日本でも続けたいとシーズンになると楽しんでいらっしゃいました。

ある時、スキーヤーが話しかけてきました。「おいくつですか?」と。

「おいくつですか?」と聞くのなら、スキー歴を聞くほどのセンスはないのでしょうか。

カナダでは60歳を越えてスキーを楽しんでいる人も相当数いらっしゃるとお聞きしています。

でも、日本ではあまり見かけないのか、声をかけてもらえるのは嬉しいけれど、違和感をもたれたそうです。

奥様は行く度に年齢を聞かれることに対して、年をとってスキーをしていけないのではと思ってしまい、もう行かないと言い出されたのです。

繊細な方だから余計にそう思われたのかもしれません。

「自分の年齢は自分が決める!」これくらい勢いのある人がもっと、もっと増えてほしいと強く願います。

 

先日、電車の中で読みかけの本を読んでいると、お隣に座った叔父様に「学生さんですか??」って聞かれました。

「違いますよ」と笑顔で答えた内心は、「なわけないっしょ!」どう見ても、立派なおばさん。

叔父様曰く、最近、電車の中で本を読んでいる人を見かけないので、学生さんしか本を読まないと思ったらしいです。

なるほど…と妙に納得してしまいました。

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