熱中症予防に「こまめな水分補給」とは?

暑い日が続きますねぇ。「うだるような暑さ」という言葉が、妙にしっくりきます。

テレビ等でもよく耳にする「こまめな水分補給を心がけて下さい」という「こまめな水分」て、いったいどれくらいなの?と思ったことありませんか。

そこで、今日は、1日に必要な具体的な水分量を臓器の視点から見ていきたいと思います。

これね、全然難しい話じゃなくて、知っておくと「お水飲もう」って思えますよ☆

 

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この時期、特に気をつたい熱中症は、気温、湿度の変化に体がうまく対応できず、熱が体に溜まってしまった状態です。

発汗による体温調節ができなくなって、具合が悪くなるのです。

体の水分量が減ると、心臓や脳を守ろうと血管が収縮しはじめるので、さらに体にこもった熱が放出できなくなります。

だから、体から熱を放出できるよう水分をこめまにとる必要があるのです。

 

ところで、私たちの体は60~70%が水分でできていると言われていますね。

では、日夜休むことなく絶えず働き続けている内臓の水分量は、いったいどれくらいなのでしょうか。

血液…83%

腎臓…83%(1日180ℓの血液を濾過)

心臓…70%

肝臓…80%

殆どが水分ですね。命に直接かかわる臓器ほど、水分量が多いことがわかります。

あたり前ですが、こうした水分は、何もしなくても体から湧き出るものではありません。当然、食べ物、飲み物で補う必要があります。

だから水分を取らないと、血液がドロドロにもなるわけです。それに、血液の水分量が下がると、腎臓の働きに負担がかかってしまいます。

 

口から食べ物を入れると、消化が始まりますが、消化液の量は、1日9ℓにも及びます。

それにしても、ものすごい水分量!って思いませんか。

また、原尿というおしっこになる前の液体は7.5~10ℓ、このうち約1.5リットルがおしっことして排出されます。

従って、こまめな水分補給の具体的な量とは、実際私たちの体の中からおしっことして出て行く1.5ℓを最低でも補いましょうということになります。

食べ物から1日1ℓくらいは摂取できるので、合計2リットルになりますから、実際飲む水分量としては最低でも1ℓを目安にしましょう。

コップ5~6杯くらいですね。

 

お茶、コーヒー、紅茶といったカフェイン入りの飲料は含みません。利尿作用があるので、さらに水分補給する必要が出てくるからです。

お気に入りの飲料を見つけて、上手に水分補給してくださいね♪