所謂女子会と言われる飲み会や懇親会などの席でドリンクを注文する時、「とりあえずビール」という流れに私は、待ったをかけてしまいます。
お酒は原酒のままがいい。
大好物は焼酎。次にワイン、日本酒は卒業しました。笑
とにかくお酒は原酒で!
「とりあえず芋で」と言いたいところだけど、初対面でこのノリはさすがに気が引けます。
というのも、今まで幾度となく、「あのぉ、焼酎ロックで…」って小さい声でオーダーすると、
「いきなり~~??」とか「本気飲み~!!」とか、ワインを頼むと「ルネッサーンス!!」とか言われて…。
ルネッサンスってなんやねん。
それに、お酒を本気で飲まないなんて、お酒の神様に失礼だろ…。
言われて顔では笑っているけれど、心はモヤモヤ状態。
親しい仲間内ではすでに、この原酒好きを知ってくれているので、「焼酎よね」ってメニューも焼酎のページを開いてまで渡してくれます。
「うん、ありがとう!どれにしよっかなぁ。っ」て気分は上々!
小学生の時の趣味はお菓子作り。甘い物はほとんど口にしない子供だったくせに、家族が「おいしい」と言って食べてくれる顔を見るのが大好きで、せっせ、せっせと小麦粉をこねていました。
父に「おまえは大きくなったら酒飲みになる」って言われたこともあったほどです。
お見事!父さん、その通りになったよ♪
時にはかわいこぶって、梅酒ロック(それでも原酒に近い物を選ぶ)を注文してみるものの、お店によっては、甘くて飲めない時もあったので、もう無理にかわいこぶるのは止めようと決めました。
ここ数年は、酒は原酒とあらかじめ、おやじ度が高いことを早め、早めに言っておいて、自己防衛する術を覚えたのです。
私のお酒好きは、とても都合よくできています。
夕飯はお酒にもご飯のおかずにもなるような簡単に作れて、比較的品数を多く作ります。
煮物から、炒め物、揚げ物と色々自分が食べたくてお酒に合うものを作っています。
それをあたかも、バランスがとれた食事をだんな様のために作ったかのように出しています。
「夕飯の酒は味噌汁代わり。」
こんなことばっかり言ってるから、いつまでたってもおやじから脱出できないことはよーくわかっています…。