窓掃除日和と洗剤を使わないお掃除法

シンプルな暮らし」「断捨離」が話題となっている裏には、豊かではあるが物が溢れている時代、そして、捨てられないという現象。

このようなことから、昭和の古き良き時代のように、「必要な物だけを持ち、大切に使っていくというシンプルな生活に戻しましょう」というメッセージもあるのではないでしょうか。

 

余計なものは買わない、必要な物だけで暮らしていくという生活に加えて、おばあちゃんの知恵袋のように、今あるもので用を足すということもやっていけば、節約にもなり、物も増えません。

昔の人は本当に物を大切にしていました。私は小さい頃からお小遣いがほしいがためだけに、よく祖父母のお手伝いをしていました。

 

ばあちゃんが、古新聞、古布、使い古した割り箸、お塩と水の入ったバケツを用意してくれ、「ちひろ、頼んだよ」って後は放置。

「任された-!!」ってことで、張り切って窓掃除に取りかかります。

 

さてと、教えてもらった通りに、2つ折りになった新聞紙1枚を4回折っていきます。子供の手には少し大きいくらいの大きさになるのでこれを持ちやすいよう縦に丸めます。

それから、バケツの水に軽く浸し、絞ってから、汚れた部分を中心に拭いていきます。あとは乾いた布で拭き取ればおしまい。

 

ガラスの汚れが取れるだけでなく、新聞のインクでガラスにつやが出ます。

こびりついた汚れには、お塩。割り箸に布を巻いて、軽く湿らせます。先にお塩をつけてガラスをこすると、ゴシゴシ力をいれなくても面白いように簡単に取れます。

この割り箸布は桟(さん)のような掃除しにくい所に最適です。ばあちゃんの方法だと、わざわざ窓ふき用の洗剤を買う必要もなくなりますね。

 

窓ふき掃除は良く晴れた日にやりたくなりますが、最適なのは、湿度の多い明け方か、曇りの日。空気中の湿気が汚れをとれやす状態にしてくれます。

太陽の日差しが強い時は、ガラスに光が反射して汚れている部分が見つけにくいというマイナス点もあります。

窓がキレイになると紫外線防止のシートも貼りたいものです。コレを貼っておくと、シミ、シワの防止にもつながり、出来てしまってからのシミ、シワ対策に化粧品を足さなくても済みます。

 

母の実家での窓ふきが終わると、余った新聞を小屋にいたやぎに食べさせていたところ、おじにこっぴどく叱られました。

やぎが手紙を食べるのは歌の中だけで、草を食べることを始めて知った時なのでした。

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