旦那の浮気相手からもらった手紙を読んで、抑えきれない感情を整理するべく、学生時代お世話になった奥さんに会いに行きました。
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今から思うと、奥さんにあったあの日が転機となったように思います。
あ、そうそう、昨日の続きを書きますね。
奥さんに「私と同じ道歩んでどうすんの?」って言われたのですが、私より遥かに上手です。^^;
だってね、長い間、旦那様の浮気を認めていたのですから。
10年もの間ですよ!そんなことできますか?
当時20歳そこそこの小娘の私は、「私なら、嫉妬で狂うな」と思っていました。
なんでそんなことを許せるのか、奥さんの気持はまったくもって理解不能。でも、奥さんのことは中身も外見も大好きでした。
当時ショップのアルバイトは私を含めて4人。女性2人と男性2人。
女性2人のうち一人が私で、もう一人がオーナーであるご主人の彼女。そう、まさしくご主人の浮気相手。
始めの頃は事情が全くわからずにいたのですが、小娘だった私でも、なんか普通の関係ではないと感じるようになっていました。
そんなある日、飲みの席で、男性アルバイトの一人が事情を話してくれたのです。
彼女はとっても良い子で仲良くしていたから、それなりにショックでした。
でも、よくよく聞いてみると、家族に捨てられ、行くところがなかったのをご主人が保護したとか。
なんで家族に捨てられたかまでの事情は聞いていないのですが、とにかく行き場がなくなって、全てご主人が面倒を見られたそうです。
奥様は当然のように全てのことを承知です。
こういったプライベートで繊細な問題に関しては、特にずかずかと入り込んで聞くのもおかしなことなので、謎が謎を呼びましたが、私から奥さんに何か質問することはありませんでした。
それでも、奥さんと何らかの会話をしている時、たまたま結婚について話してくれたことがありました。
「結婚って大きく見ると1つの形だけれど、それは結婚という契約を結んだということが同じなだけで、中身はそれぞれ違うと思うの」
「どれが正しいとか間違っているとかそんなのはなくて、自分達で作っていくもの」
「大変なこともあるけど、楽しみに変えられるとステキだよね」
こんなことをおっしゃっていたことを思い出しました。
はぁ、結婚って大変なんだぁって思ったような思わないような。
結局奥さんは、彼女がお嫁に行くまでの10年間もこの関係を見守ったのです。
私には考えられません。とてもじゃないけれど、今の私にも到底できないことです。
人それぞれに結婚の形はありますよね。
こうして書きながら、森信三さんの名言を思い出しました。
最後まで読んで頂いてありがとうございます(-m-) また書きます。
“抑えられない感情を整理するべく会った奥さんの事情【不倫~別れ16】” への2件のフィードバック