幸せな家庭の空気感【不倫~別れ17】

旦那の浮気相手からの手紙で沸き起こった感情を沈めるべく、学生時代お世話になった服屋さんの奥さんに会いに行きました。

今までの積もりすぎた感情を一気に吐き出し、お陰で少し気持が楽になれました。

会ってよかった、本当に良かった。

 

あの日は結局、奥さんのお家に泊めてもらったのです。

奥さんが「ちひろ、今日は泊まって行くよね?」って言ってくれて、もちろん、私的にも泊まる気満々でした。

それに、久しぶりにやんちゃな旦那さんであるオーナーにも会いたかったから。

奥さんの旦那さんは服屋さんのオーナーです。

このオーナーが何をやらかしたかはこちらでだいたいわかります ⇒ 抑えられない感情を整理するべく会った奥さんの事情

 

ご自宅へも久々の訪問です。

以前と全く変わらず、とても居心地のいいお家。

空気感がたまらなくいい感じなのです。

人のお家っていろんな空気感があると思いませんか?

私が感じるのは、しあわせな家庭は空気が柔らかい。

もれなく奥さんのお家も柔らかい空気が包んでくれました。と同時にドッと疲れと空腹が。

「ゆっくりしててね♪」の言葉にリビングでウトウト…。

しばらくすると、オーナーのご帰宅です。

 

「ちひろ-、元気にしとったかー?!」(←コテコテの関西弁)

とまぁ、豪快な男です。

私の旦那とかぶって、ちょっと煙そうな表情をしたかもしれません。

「旦那のことやろ??」って、まぁ、デリカシーの欠片もないったら。^^;

奥さんが前以て、私が泊まること電話で話してくれたから、何かあったことは知ったみたい。でも、何かイヤ…(笑)

「そうだけど…」って答えると、「大丈夫やって-!」と。

何が大丈夫やねん!?自分は10年もおイタしていたくせに。

私「そうかなぁ?」

オーナー「ちひろは一緒におりたいんやろ?」

私「うーん、今はなんとも言えない。だって、女とは別れたけど、しゃべらないし、笑わないねん。ご飯だけは食べてるけど。」

オーナー「がははっ!拗ねてるだけやん。そのうち元に戻るって」

私「そんな簡単なこと?」

オーナー「男はいつまでも子供やから、うちの嫁みたいにどっしり構えとったら何とかなるって!」

はぁ??めんどくさいことしたのあんたやん。そんなこと言えるのどの口?!

私「わかってる!」ムカ・・・(-_-メ) 

オーナー「おまえが拗ねてどうするねん!」

って会話になっているような、ないような…。

この会話を聞いていた奥さんは

「ご飯は食べてるから、大丈夫!本当にいやなら食べないからね。この人も会食の時以外はうちで食べてたよ」

オーナー「・・・」←自分の話になると、黙るのか!?ヾ(▼ヘ▼;)コラ-!

やはり胃袋か。それに、どっしり構えるは、私の今後の課題だ。

 

奥さんが手紙のことをオーナーに話すと、

オーナー「したたかな女やなぁ、旦那には黙っときや」

だんなには話さない方がいいというアドバイスです。

そんなのわかってる、この気持を整理したくてここに来たのだからと言いたかったけれど、ここは素直に「はい…」

がさつな男だなぁって思いながらも、この豪快さが逆に、自分の悩みが小さいことのように思わせてくれたのです。

それから次の日朝、このオーナーが「これ読んどき♪」って1冊の本を渡してくれました。

この本のお陰でこの先の私が何度となく救われたことは言うまでもありません。

今日はこの辺でヾ(*’-‘*)マタネー♪

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