結婚前、主人のお母さん(義母)と小さいころから一緒に育ったという謎の叔母に会わされました。
この時点ではまだ、主人の母とは実際会ったことがありません。
だから、なんでパートナーとなる人の両親と会う前に、知らないおばさんに会わないといけないの?と一瞬思いましたが、
主人の友達の間でも”口うるさい”と悪名高い義母だったので、大人しくしてもらうためには、このご指示に従うしかなかったのです。
謎の叔母の名は、N子。
義母とは血のつながりは全くありません。
血のつながりがないのに一緒に育ったってどういうことでしょう。
最近になってわかってきたのが、叔母N子さんは、義母の実兄の正妻ではない人との間にできた子という線です。
実にややこしい!?
わかりやすく言うと、愛人との間にできた子。
さて、謎のおばさまとのご対面の日、とても気持のいいお天気でした。
ホテルのロビーで待ち合わせしてからの、優雅なティータイム。
私はというと、あの頃はまだ今のようにおやじ化していません。話もはずみとても楽しい時間が過ごせました。
主人が後で教えてくれたのですが、有り難いことにすごく褒めてくださったようで、それからというもの、クドクドと攻撃的なことばかり言っていた義母の態度も急変し、私たちの結婚にノリノリになってきたのです。
義母はとにかく肩書きに弱い人で、医者とか教授とか社長とかといった肩書きが気になって仕方無い人。
だから、叔母N子さんが助教授のだんな様を影ながら支えて、教授にまでならせたことがもう大尊敬に値することだったようです。
そんな義母が信頼するN子さんのお目にかなった人だけが、自分のかわいい息子との結婚を認めると魂胆だったのです。
実にめんどくさい。
ちなみにですが、私は今でも義母のマシンガントークに具合が悪くなることがあります。
いい加減空気が読めるようになってほしいと切に願って止みません。^^;