人間関係を断捨離して、穏やかな生活を取り戻したことについて、シリーズでお伝えしてきました。
⇒【第1話】我が子を捨て、男をとった女の性(さが)⇒【第2話】⇒【第3話】⇒【第4話】⇒【第5話】
今日は第6話、最終話になります。どうぞ、おつきあいください。(-m-)
S氏、I子と共に立ち上げようとしていたプロジェクトは、当然ですが発足前に、解散…。
なんだったんだろうって感じです。それに私は、仕事仲間も何人か参加する予定だったので、変な人を紹介して申し訳なかったという気持でいっぱいでした。
本当に申し訳ない。
S氏がやらかしたことにより、プロジェクトが中止になったことを一人一人会って、報告とお詫びをしないといけません。
そのうちの一人の女性とランチをした時のことです。
この女性が、S氏との関係をきっぱり切るきっかけをくれたのです。
S氏が恐喝未遂で逮捕され、3ヶ月近くも勾留されていたこと。結局、執行猶予がつき、有罪を免れたこと。これにより、プロジェクトが流れたことを伝え、ほんとうに申し訳ないと謝りました。
「大変でしたね」と逆に気を遣ってくれ、頭が上がりません。
意外だったのは、逮捕されたことを話している時の友人の表情は、ほとんど変わらなかったのです。驚きもせず、ショックを受けているようにも見えません。
私が話し終えてから、少しの沈黙の後、友人が静かに口にした言葉は
「私、Sさんからセクハラメールが届いたんですよ」
(なにっ!?)
「え!?」と私。
「でも、セクハラの対象になるような私が悪いと思ったんです」と友人。
(なんでそんなに良い人なの?)
「で、なんて書いてメールよこしたの?」って聞くと
「寂しいから一人でやってる」って。
やってるって、おっさん、女性に対してその言葉はセクハラ以外の何ものでもないですよね!?
3ヶ月も勾留の身になり、泣きながら反省していたふりをして、お寺に修行に行ったというのも嘘だったのではと疑惑で頭がいっぱいになりました。
もう私の怒りはマックスです。私の大切な友達になんてことを…。
でも、こんな私を穏やかに話す友人が、怒りを鎮めてくれたのです。
怒りにまかせて何を言おうとも、所詮、相手は心が病んでいる人。正確に言うと、狂っています。
そんな人に向かって、どんな言葉を投げかけようとも、「そんなことしてない」と嘘を言うに決まっています。
もう、連絡するのも、仕事をするのも止めよう。人間関係を完全に断捨離することを決めたのでした。
友人と別れた後、すぐに電車の中でスマホを取り出し、連絡リストからS氏のデータを削除し、Facebookもブロックをかけました。
おそらく、S氏自身も私のように何もかもお見通しの人間は、できれば離れてほしいと思っていたに違いありません。
S氏にとって私は、都合が悪い人間ですから。
S氏とI子は今、地方のメディアを使って結構世間さまに顔を出し、何もなかったような顔をして仕事をしているようです。
どうか、人に迷惑をかけることなく、静かに、真っ当に、生きていってほしいと切に願っています。
この人間関係を断捨離してからというもの、人間関係におけるストレスは全くといっていい程なくなりました。
おそらくS氏とI子との人間関係がストレスの根源だったのでしょう。
いや~、今は、毎日がパラダイスですよ。(*’∪’*)ルン♪
何かこの人おかしいなと感じた場合は、無理してつきあわないで、しらっと断捨離できると生きやすくなりますね。
私の場合、しらっとじゃなくて、ドロドロで断捨離しましたけど…(˶′◡‵˶)
最終話までおつきあい下さいまして本当にありがとうございました。感謝(-m-)